クルーネックカーディガンが好きでよく着るのですが、着こなし方によっては妙におばさんっぽくなってしまう。きっと便利でスタンダードな形なゆえ、シンプルすぎるアイテムを合わせると少々野暮ったい雰囲気になる。昭和の事務員さんが制服の上にカーディガンを羽織っているような感じになっちゃうような気がします。
なので、昭和事務員風のコーデを避けれて、シンプルすぎないアイテムを合わせるのが、クルーネックカーディガンがおばさんぽくならないコツだと私なりに結論づけました。
クルーネックカーディガンのNGコーデ
首の詰まったブラウスを合わせる

カーディガンのインナーに着たブラウスの襟が詰まってると、ちょっと堅い雰囲気になってしまいます。大人が着ると野暮ったい印象にもなるので、カーディガンのインナーには首周りのすっきりしたものがおすすめ。
スカートはロングを合わせる
クルーネックカーディガンに膝丈のタイトスカートを合わせると、まさに事務員さんの制服っぽくなってしまいます。スカートを合わせるならロングにしたほうが、事務員ぽさはなくなると思います。パンツもスタンダードなテーパード(裾に向かって細くなる形)のパンツより、ワイドパンツを合わせたほうが垢抜けた感じになりそう。
クルーネックカーディガンの50代コーデ
クルーネックカーディガン×コクーンパンツ

コットン素材のクルーネックカーディガン。前を閉めてスタンダードなカットソーとして着て、ピンクのコクーンパンツを合わせてみました。ボタンを全部留めると首が詰まってしまうので、ひとつ外して首元がすっきり見えるようにしてみました。カーディガンだとそのへんの調整ができていいですよね。

Totouchというブランドのシンプルなカーディガンなんですが、袖口にちょっとだけラインが入っています。遠くから見たらわからないのですが、こういうちょっとしたさりげないデザインのある服が好きです。
クルーネックカーディガン×ロングスカート

インナーのブラウスをノーカラーにして首周りをスッキリさせてみました。ボトムスはロングスカート。ドット柄なのでコーデ全体がのっぺりせず、アクセントがつけられたかなって思いますがどうでしょうか。
一歩間違うとコントのおばさんになってしまうカーディガンコーデですが、暑さ寒さに対応できるカーディガンは私のワードローブに欠かせません。コットン、リネン、ウール、季節に合わせてさまざまなカーディガンを愛用しています。
まとめ
ポイントはボトムスのチョイスだと思います。膝丈のタイトスカートを避けるのはもちろんですが、フルレングスのスラックスなんかもおばさん感が出てしまいます。要は、リクルートスーツのような真面目な雰囲気のあるボトムスを合わせるとダサくなってしまうんじゃないでしょうか。
また、合わせやすいからと色も黒やグレイのカーディガンばかり選んでいる方は、たまには派手な色や明るい色にチャレンジして、シンプルコーデのアクセントにするのも楽しいかもしれません。
万能アイテムのクルーネックカーディガンですが、着回しのことばかり優先せず、ちょっと遊べるアイテムを選んでみることをおすすめします。

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