
雪まつりに行くんだけど、どんな服装がおすすめ?

ダウンと滑らなくて暖かい靴は必須です。
建物内は暖かいので中に着込み過ぎないよう注意。
2月上旬の札幌は昼間でも氷点下の真冬日も多く、とても寒いです。雪まつりを楽しむためにも防寒対策は万全に!特に足が冷たいと心が折れそうになるので、暖かくて滑らない靴は絶対に必要です。
札幌で長く暮らしている50代会社員が、雪まつり見学におすすめの服・靴などの防寒具と、建物で暑くなり過ぎないコツなども紹介します。
雪まつり見学におすすめの服装と靴

- 暖かくて防水性のあるアウター
- トップスは調整できる重ね着(インナー+シャツ+ウールカーディガン)
- ボトムスはパンツで中にレギンスかタイツ
アウター

腰が隠れる丈の、フードが付いたダウンコートがおすすめ
ウールのコートでも良いのですが、防水性がないのと、雪がくっつきやすいので吹雪いたりすると全身真っ白の雪だるまみたいになります。道民は雪の日に傘をあまりさしませんが、雪まつり会場ような人混みでは特に傘は邪魔になりますよね。やはり防水性のあるフード付きのダウンコートがベストです。
札幌在住の私が愛用している真冬用のアウターはコロンビアのアウター。アウトドアブランドのアウターのわりにはリーズナブルなのにとても暖かいのでおすすめです。
【レビュー記事】真冬でも暖かいアウター、コロンビアのリトルシインシュレイティッドパーカ
トップス
- インナー(寒がりの人は発熱インナーで)
- 長袖ブラウスかカットソー
- ウール100%のカーディガン
寒さに弱い人や、マイナス10度くらいまで下がる夜間は、アウターの中にもウールを一枚入れると暖かいです。ただ、晴れた昼間はマイナス気温でも太陽の力で暖かったりもするので、カーディガンは必要ないかもしれません。このように気温や天候によって調整ができるので、インナー+カットソーかブラウス+カーディガンのレイヤードコーデが便利です。
ボトムス
- ゆったりパンツ
- レギンスかタイツ
- 靴下
太めのデニムとかワイドパンツにして、中にレギンスかタイツを履くと暖かいです。ボトムス一枚の場合は裏地にボアなどが付いたものがおすすめです。
靴

普通のスニーカーは絶対ダメ!100%転びます
靴底が雪道仕様じゃないのは滑って歩けないのでもってのほかですが、防寒性も大事です。足が冷たいのは本当につらいです。いくら服装で暖かくしても足元が冷えると効果半減です。雪まつり会場を快適に見て回りたいなら、滑らず暖かいブーツは必要不可欠!
アウトドアを楽しむ方やどうせなら品質の良いものが欲しい、またはコーディネートが決まるおしゃれなスノーブーツが欲しいという方はコロンビアの「サップランド」がおすすめ!レビュー記事「サップランドって本当に滑らない?氷上イベントで確かめたレビューと口コミ」もよろしければご覧ください。
天候の変化にも注意が必要
たまにあるポカポカ陽気のとき
ときどき雪像がとけてしまうくらいポカポカ暖かい日が雪まつり期間中にあったりします。暖かいといっても気温は2〜3度くらいなので、完全防備の服装で問題ないです。ただ、そんな日に使い捨てカイロまで使うとちょっと暑く感じるかもしれません。そんなポカポカ陽気の昼間は、カイロやウールのカーディガンをやめて、インナー+ブラウス+アウターでちょうどいいかもしれません。
朝晩や真冬日のとき
朝晩はマイナス10度近くまで冷え込む日があるので、そんな日は服装はもちろん使い捨てカイロを用意したほうがいいです。そんな冷えてる日に札幌住民は外を長い時間歩いたりしないのでそれほど厚着はしませんが、雪まつりをゆっくり見学するならフル装備で出掛けましょう。
雪が降ってるとき
真冬日など冷えている日の雪はサラサラしているので傘は必要ありません。雪まつり会場のような人混みで傘はさしにくいですし、写真を撮ったりするときにも邪魔になりますよね。オススメなのはフード付きのアウターです。それもアウトドアメーカーの撥水性のあるダウンだと尚可。フードに積もった雪もはらえばサラサラ〜っと落ちていきます。
必須じゃないけどあったほうがいいもの
革の手袋
慣れない雪道で転んでしまうこともあるかもしれません。そんなときポケットに手を入れて歩いていると受け身が取れずケガをしやすいです。そうなるとポケットから手を出して歩くことになるので、手袋も暖かいもののほうがいいです。ムートンのが一番暖かいですが、はずしたとき邪魔になるので普通のレザー手袋でも大丈夫です。
使い捨てカイロ
寒がりの人はあったほうがいいです。特に外で立ち止まってショーなどを見学する予定がある場合は用意したほうがいいですね。氷点下の気温でもずっと歩いていると体が温まってくるので、寒さも感じにくくなりますが、立ち止まっている場合は本当に冷えてくるので、使い捨てカイロをお腹と背中に貼るとかなり暖かさを感じます。
あったかインナー
札幌の室内はどこも暖房が効いているので、インナーをあまり暖かくしすぎると、室内で暑すぎることがあります。でも雪まつり見学のように長時間外にいる場合は、インナーもあったか仕様をおすすめします。私のおすすめはグンゼ!暖かさもそうですが、肌にやさしいインナーが多いので愛用しています。
雪まつり見学がメインじゃなく、室内にいる時間のほうが長い方は普通のインナーのほうがいいです。こちらもグンゼですが、縫い目がなくて肌に刺激が少ないタイプなのでとてもおすすめのインナーです。
ニット帽・イヤーマフ・ストール
アウトドア仕様のダウンコートがあればこれらの防寒小物は必要ないかもしれませんが、普通のアウターに重ね着で対応する場合はストールはあったほうがいいです。3つすべてがなくても、ストールとイヤーマフ、ストールとニット帽などの組み合わせで十分寒さはしのげます。マイナス5度を下回ると冷たさで耳のあたりが痛くなるんですよね。ただ、地元民でイヤーマフをしている人はあまりいません。ニット帽はファッションとして着用している人はいます。ストールは多くの人がつけています。
雪まつり期間の平均気温
札幌の2月の平均気温は、最高0度、最低マイナス7度。2022年の雪まつり開催時期の気温を見てみても、最高気温の平均がマイナス0.2度で最低気温の平均はマイナス6.9度とだいたい平年通り。2021年は最低気温がマイナス10度を下回った日が2月上旬で3度あったり、2021年はマイナス15度まで下がった日もありました。雪まつり期間中はもっとも冷え込む季節と言えます。
第73回さっぽろ雪まつり2023
開催期間
2023年2月4日(土)〜2月11日(土・祝)の8日間
メイン会場
大通会場(札幌市中央区大通西1丁目から西10丁目)
すすきの会場(札幌市中央区南4条通から南7条通の駅前通)
大通会場の構成
西1丁目:ウィンターアトラクションなど
西2丁目:中小雪像・市民雪像など
西3丁目:中小雪像・市民雪像など
西4丁目:大雪像
西5丁目:大雪像
西9丁目:市民雪像など
西10丁目:大雪像
2023年はつどーむ会場の開催はありません。また、国際雪像コンクールと飲食ブースもありませんが、物販やPRブースは例年通り開催されるようです。
さっぽろ雪まつり公式WEBより
まとめ:雪まつりにおすすめの服装と靴
アウター
腰が隠れる丈のフード付きダウンコート
トップス
インナー・長袖ブラウス・ウール100%のカーディガンのレイヤードコーデ
ボトムス
ゆったり目のパンツ・レギンス・靴下
靴
滑らなくて暖かいスノーブーツ
その他
ストール・手袋、その他イヤーカフやニット帽があれば尚可
雪まつり期間の札幌は一年でも一番寒い時期なので、雪まつり見学など外に長い時間いる場合は完全防備で対策するのがおすすめです。ただ、外にいる時間が短いのであれば、あまり厚着をしすぎると室内で汗をかくほど暑いこともあるので、目的によって服装も変えたほうが良いです。一般的な北海道旅行の持ち物リストもまとめましたので、よろしければご覧になってください。
冬の北海道旅行に必要な持ち物もまとめたのでぜひご覧になってください。
関連記事:【冬の北海道旅行】女性の持ち物リスト!地元民おすすめの防寒対策と必需品
北海道の2月の普段の服装は「12月・1月の北海道、現在の服装は?札幌で働く50代のレディースコーデ」を参考にしてください。1月と2月の服装はだいたい同じような感じです。
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