50歳のときに白髪染めを一切やめて半年ほどでグレイヘアに移行できました。
ショートヘアだったこともありますが、カラートリートメントを使用して、わりと自然にグレイヘアに移行できたので、移行の経緯と方法をまとめました。
- 白髪染めをカラートリートメントに変える
- すべての白髪がカラートリートメントで染まる
- カラートリートメントをやめて色落ち
この流れでグレイヘアに移行しました。
移行期に使ったカラートリートメント
グレイヘアにしようと決意する前にカラートリートメントを使い始めたのですが、その理由は白髪染めのカラー剤で頭皮が痛くなるようになったから。
30代のころから白髪染めをしていたので、ジアミンアレルギーになったのかもしれません。
40代半ばだった私ですが、そのころはまだグレイヘアに市民権はなく、当時は白髪を隠すことしか考えていませんでした。
頭皮にやさしくてしっかり染まるカラートリートメントはないかと探してたどり着いたのが「アズスタイル ナチュリア クラシック カラートリートメント」
↓こちらが移行期に使ったカラートリートメント
トリートメントとはいえカラー剤ですし、これはけっこうしっかり染まるので、頭皮が痛くならないか心配でしたが大丈夫でした。
とはいえカラー剤ほど持ちは良くないので、週に2〜3回使用しないと白髪を隠す程度には染まりません。
と言うことはですよ!
カラートリートメントを使わなければ、染まった色はどんどん落ちていくわけです。
グレイヘアに移行しようと決意したときには、髪の毛全体がカラートリートメントに染まった状態でしたから、カラートリートメントの使用をやめれば自然と髪色がグレイヘアに移行して行ったわけです。
髪色の変化は、茶→ピンクっぽい色→グレイという感じでした。
- 白髪染めで染まった髪がなくなるまでカラートリートメントを使用する
- カラートリートメントをやめて徐々に色が落ちてゆく
- 根元だけ白髪の状態がなく、自然とグレイヘアに移行できる
避けたいのは根元だけが白髪の状態
白髪染めで染まった状態から、いきなり白髪染めをやめてグレイヘアに移行すると、根元部分だけが白くなってしまいますよね。
その状態に抵抗がある人も多いのではないでしょうか。
白髪染めってしっかり染まってるから、ほとんど色落ちしないですもんね。
白髪と染まった髪の差がくっきりして目立ってしまいます。
でも私のように白髪染めで染まった髪がない状態だと、徐々に色落ちしていくので、伸びてきた根元の白髪があまり目立たなかったんです。
白髪の自分をどう受け入れたか
「白髪の自分をどう受け入れるか」なんてじつはあまり考えたことはなかったのですが、最近、同年代のグレイヘア移行を検討している女性からそう聞かれたのです。
白髪の自分を受け入れるというのは、自分の老いを認めることだったり、恋愛対象のステージから降りることだったり、女であることをあきらめることだったりということだろうか。
今はグレイヘアにそんなネガティブな感情はまったくないのですが、グレイヘアにする前はそんな思いもあったような記憶もあったような気がします。
50歳なんて世間から見れば完全に「おばさん」でしょうし、自覚もしているつもりですが、他人から面と向かって「おばさん」って言われるカチンとくるのが女心。
そしてまだ「お婆さん」にはまだなりたくないし、おばさんだとしても「素敵なおばさん」でいたいと思うわけです。
その「素敵なおばさん」とはどんなおばさんか考えたときに、白髪を隠して髪を黒や茶色に染め続けることに注力するよりも、白髪も老いも受け入れた上で「これが私よ!白髪に似合うファッションやメイクを楽しむわ!」というほうが、私の素敵なおばさん像にピッタリとはまったわけです。
グレイヘアにしようと思ったきっかけ
グレイヘアも「あり」だなと思い始めたのは、テレビで近藤サトさんのグレイヘアを見たのがきっかけ。
最初は「白髪頭でテレビに出ていいの?」と驚きました。
でも、素敵な笑顔で知的な会話をする近藤サトさんを見て、私自身が古い固定概念に縛られていることに気がついたんです。
そもそもどうして白髪は染めなければならないの?
誰に強いられたわけでもないのに、なんでこんなに面倒な思いをして、お金と時間を使ってわざわざ白髪を隠そうしている私。
考えれば考えるほど白髪を染める意味がわからなくなり、白髪染めをやめることを決めました。
移行中も悩みましたけどね〜。
素敵なグレイヘアの女性の本や画像をたくさん見て、どうしたら素敵なグレイヘアになれるか研究しまくりました。
グレイヘアになって思うこと
白髪染め生活には二度と戻りたくない!
それが率直な感想です。
たくさんの時間とお金のかかる、あのわずらわしいヘアカラー生活には本当に戻りたくないですね。
周りからも意外と評判いいです。
なかには「白髪をそのままなんて…」と思ってる人がいるかもしれませんが、すべての人から評価されたいなんて贅沢ですし、そんなことは無理な話ですもんね。
ただ、かわいそうな老婆という印象は持たれたくないので、ファッションとヘアスタイルには気を使っています。
服はもともと好きなので、グレイヘアに合うスタイルを研究するのは楽しいです。
黒髪のときには似合わなかった明るい赤や派手なグリーンが似合うようになったり、真っ黒のワンピースなんかもグレイヘアのおかげで重たくなりすぎず、バッグなどで差し色コーデにして楽しめるようになりました。
ヘアスタイルは、ショートということもあり1カ月に1度はカットしていますし、毎朝ツヤが出るようドライヤーでブローして、ヘアアイロンでスタイルを整えています。
まとめ:移行期の方法
- 白髪染めをカラートリートメントに変える
- すべての白髪がカラートリートメントで染まるまで続ける
- カラートリートメントをやめて色落ちを待つ
偶然出会えたグレイヘアの移行方法ですが、本当に自然とグレイヘアに移行できたのでおすすめです。
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