英語できないのに初めての一人旅行はスペイン!学んだのは「なんとかなる」

初めて一人で海外旅行に行ったのは20代後半。

今から30年近く前のこと。

なんせ通過がユーロじゃなく「ペセタ」のころですからね。

そんな昔の旅ですが、英語がまったく話せない私でも「なんとかなったよ!」ってエピソードをまとめてみました。

目次

バルセロナ5泊・パリ2泊

一人で海外旅行のきっかけ

一人で海外旅行したいと思ったきっかけはカメラ。

当時一眼レフのカメラ(デジタルではない)にハマっていたので、海外の景色を撮りたいと思ったのでした。

旅行の手配

航空券と1泊目のホテルだけ、旅行代理店で予約。

スペインバルセロナ5泊、フランスパリ2泊。

取れた飛行機がエールフランス航空で、シャルル・ド・ゴール経由だったので、帰りにパリに2泊しちゃおうと追加しました。

バルセロナでの2泊目以降のホテルは、直接現地で見つけて泊まる予定。

そのほうが格段に安いから。

日本の旅行代理店で予約したホテルは、窓のないオンボロホテルなのに1泊5,000円くらい。

現地で同じ価格出したら、ヨーロッパのアパートメントのような、とてもかわいくておしゃれな部屋に泊まれました。

航空券とホテル代(7泊)全部で20万円かからなかった記憶。

現地でホテル探し

ポケトークどころかインターネットもない時代。

ここ良さそうと思ったホテルに、スペイン語の本を片手に飛び込み交渉。

そしたらフロントのおじいさんが「英語ができる人を連れてくるから待ってくれ」と。

いやいや、スペイン語も話せませんけど英語も話せません私!

もちろんそう伝えることすらできず。

ただ、英語だと数字くらいはすぐに出てくるので、やはりスペイン語よりスムーズでした。

「私、一人、4回の夜、いくらだ?」というジェスチャーを加えた英単語のやりとりで無事に宿確保です。

ちなみにパリのホテルは日本からファックスで予約しました。

バルセロナでの出来事

レディーファーストなバルセロナ

バルセロナではとにかく男性が優しかった。

前を歩いている男性は、必ずドアを開けてくれる。

けっこう離れていても開けて待っていてくれる。

そのたびに「グラシアス」と言う私に「ムイビエン」とにっこり返してくれるバルセロナ紳士。

日本に帰ってから、私を押しのけ我先にと電車に乗り込むおじさんにうんざりした記憶。

フランス人男性とバルでお酒

一人でバルで食事していたら、フランス人男性に声を掛けられた。

どうやらスペイン語は話せないから英語で話をしたいということらしい。

まあ、どうせ一人なんでとしばらく話しました。

が、さすがに私の英語力では会話が成り立たなかった。

たぶん迷子の2歳児と話してる感じだっただろうなー。

しかし今考えたらなんか嘘くさいよね。

なにか下心があったのだろうけど、私の英語力がなさすぎたおかげで、なにごともありませんでした。

現地日本人男性とゲーセン

食事はバルに行ったり、市場で生ハムや惣菜を買ってホテルで食べたりしてました。

たまに日本食が食べたいと思い、現地の和食屋さんへ。

お客さんはほとんど地元のスペイン人。

現地在住の日本人も常連として来ており、カウンターで食事してました。

私も一人なのでカウンターに座り、その常連客ともに打ち解け、翌日バルセロナを案内してもらうことに。

女性一人の旅行者がなかなか行けないような夜の繁華街に連れてってもらってとても楽しかった!

なぜかゲーセンにも行き、二人でバイクゲームをやったいい思い出です。

英語ができなくても現地の日本人との出会い。

それも一人旅のおもしろさですよね。

パリでの出来事

偶然再開したバス運転手

シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内で向かうバス。

その運転手さんが行きと帰りと偶然同じ人でした。

一人でバスに乗る日本人旅行者(それも若い女性)はめずらしかったのか、覚えていてくれました。

「おおおお、あんた行きも俺のバス乗ったよね!奇遇だな〜、嬉しいよ!でも日本人の休暇は短いね」

のようなことを言っていた(たぶん)

それだけなんだけど、すごくキラキラした思い出として心に残っている出来事です。

パリで食べた甘いラーメン

ラーメンが大好物というわけではないのですが、パリ市内にラーメン屋を見つけて興味本位で食べてみました。

今なら日本人が経営している美味しいラーメン屋さんもありそうだけど、私が入ったのはフランス人が見様見真似で作ってるっぽいラーメン屋。

スープが甘い。

なんとも言えないへんな甘さ。

それにぬるい。

麺もやわらかい。

なかなか衝撃的な味でした。

かすかに「フランスっぽい新鮮な味かも」という期待は見事に裏切られました。

街で見かけた鈴木京香

エピソードでもなんでもないんですけど、パリ市内のカフェに鈴木京香がいました。

北海道の田舎者なので「芸能人だ!」ってはしゃぐも誰にも言えず消化不良。

今ならSNSにでも投稿したいところだけど、携帯電話すらない時代。

今になってこんなブログではしゃいでます。

シャルル・ド・ゴール空港で迷子

シャルル・ド・ゴール空港から日本に帰る搭乗口がわからなく迷子になりました。

登場時間が迫って焦る私。

そのへんにいた空港スタッフに「トゥーナリタ!トゥーナリタ!」と訴えたら案内してくれました。

無事、登場時刻に間に合いました。

まとめ

英語ができなくても海外旅行はなんとかなります。

話せないなりに工夫してトラブルを乗り越える。

これも一人海外旅行の醍醐味かなって思います。

でも今はポケトークという便利なものが!

これがあれば現地の人とももっと交流できたし、世界が広がっていただろうな〜って思います。

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